診療案内

インプラント

従来、失われた歯の部分を治療するには、前後の歯を削って、固定式で橋渡しのようなかぶせ(ブリッジ)をする方法や、取り外し式の入れ歯を入れる方法が主流でした。
共に、健全な歯を削ったり、健全な歯にバネをかけて大きな負担をかけたり、ブラッシングがしにくくなりむし歯になりやすくなるなどの欠点があり、歯にいい治療とは言えませんでした。
インプラント治療は失った歯の部分に新しい歯を作る方法です。
失った歯の骨部分に人工歯根(小さなネジみたいなもの)を入れ、この後にかぶせを付けることで、新しい人工の歯を誕生させ、他の歯への負担もなく、合理的な治療法です。
なお、インプラント治療をご希望の患者さまには、必要に応じて提携医院でCTを撮影していただき、それをもとにコンピューター上でシュミレーションをおこなった上で、安全を確認後手術をおこなっております。
患者さまの全身状態や額の骨の状態によってはインプラント手術がおこなえない場合もございます。

治療の流れ

コンサルティング・診査診断
インプラント治療のご説明を行い、さらに安全にインプラント治療を行えるよう十分な精密検査を行います。
一次手術
インプラント体をあごの骨に埋入します。手術は局所麻酔を行い、痛みの心配はほとんどありません。
手術時間は約1~2時間です。
抜糸
一次手術の10日から2週間後、歯肉が治癒しますので抜糸を行います。
治癒期間
3~6ヶ月間インプラント体に力が加わらないようにし、骨との結合を待ちます。
二次手術
インプラント体と骨が結合したら、人工の歯が歯肉を貫通させるためのパーツを取り付けるための手術を行います。(ケースによっては、この手術を行わない場合があります)
歯型を取り、人工の歯を作製
二次手術後の10日から2週間後、歯肉が治癒しますので歯型を取り、人工の歯を作製する工程に入ります。
完成した歯の装着
作製した歯をお口の中にセットします。その後定期的に検診を行い、インプラントと天然歯をいつまでも大事にメンテナンスします。

他の治療法との違い

歯が中間で1本抜けた場合

  • ブリッジ

    抜けた歯の両隣の天然歯を削って人工の歯(ブリッジ)を被せる方法です。両隣が健康な天然歯であっても、削ることになります。

  • インプラント

    インプラントは隣の健康な歯を削ることなく植立し、人工歯を取り付けます。自分の歯と区別のつかないくらい自然な状態となります。

歯が中間で2本抜けた場合

  • ブリッジ

    抜けた2本の歯の部分に加わる大きな力を支えるため、数本の健康な歯を削りブリッジにします。
    支える健康な歯には、大きな負担になります。

  • インプラント

    抜けた数だけのインプラントを植立できます。インプラントは顎の骨にしっかり固定されているので強い力で噛むことができます。

奥歯が数本抜けた場合

  • 局部床義歯=部分入れ歯

    取り外しの入れ歯を作り、バーを左右に渡して固定します。さらに止め金でも固定しますが、口の中のバーや止め金には異物感が伴い、口臭の原因にもなります。

  • インプラント

    数本のインプラントを植立し、インプラント同士を連結します。入れ歯を固定するバーや止め金が不要となり、口の中もすっきりします。

歯が全部抜けた場合

  • 全部床義歯=総入れ歯

    全部に床のついた入れ歯を装着します。顎の骨が退縮すると入れ歯が不安定になりやすくなります。

  • インプラント

    数本のインプラントを植立し、連結された維持装置に入れ歯を固定します。入れ歯が安定し、口の中で動いたり、笑ったときに飛び出したりすることを防止します。

インプラントよくある質問

インプラントは、何年ぐらいもちますか?
インプラントは日常のメンテナンスが非常に大切です。お口の衛生状態がよくなれば10年以上、中には30年以上問題なく機能している患者さんもたくさんおられます。
インプラント治療を受ける場合、年齢の制限はありますか?
一般的に骨の発育が完成する20歳前後から可能です。ただし、上限は特にありません。
治療中、歯の無い期間はどれくらいですか?
手術後、1~2週間は傷口の保護期間を設けますが、その後仮義歯をセットできます。